脱腸

脱腸は症状がわかりやすい病気です


脱腸は放置すると腸が壊死して死に繋がることもある病気です。

肥満、加齢、便秘、長時間立ち仕事をしている方が発症しやすいとも言われていますが、恐ろしい病気だけに早期の発見・治療が必要です。

脱腸は症状が分かりやすい病気ですから、ご自身で自覚した場合にはすぐに病院で検査をするようにしてください。




脱腸2

脱腸の初期症状

脱腸の初期症状としては、太もものつけ根にぽっこりと柔らかい腫れが出ます。

手で押さえると引っ込みますが、若干の不快感はあります。
しかし痛みはありません。

腫れは寝ている状態では目立ちませんが、立ち上がったりお腹に力を入れた時によく目立ちます。

脱腸が進行すると?

・太もものつけ根に出ている腫れが硬くなる
・腫れを押さえても引っ込まなくなる
・激しい腹痛
・吐き気
・嘔吐
・腸閉塞
・腸の壊死


脱腸が進行すると太もものつけ根に出ていた「腫れ」が消えてしまいます。
しかし、これは治癒したのではなく腸が体内で破裂してしまった為に腫れが消えただけなのです。

※治ったと勘違いして放置していると、細菌が全身に回って腹膜炎を発症し、死に至ることもあります!

体の構造上、男性に多く見られる脱腸は「陰嚢(いんのう)」にまで及んでしまうことがあります。

症状に気づいたら、すぐに病院へ行ってください。
また赤ちゃんにも多い症状ですから、お母さんは赤ちゃんの体の変化に気をつけるようにしてあげて下さい。



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