脱腸

病院は何科に行けばいいの?


脱腸が疑われた場合、子供さんであれば小児外科、大人であれば外科を受診するようにしてください。

小児外科がない場合、子供さんだからと小児科を受診しても、結果的に外科に回されますから、最初から外科を受診しておいてもいいと思います。




脱腸2

脱腸は早期受診が必要

脱腸(鼠径(そけい)ヘルニア)は、加齢や肥満などが原因で起こる病気です。(脱腸の原因)

どちらかと言うと女性より男性に多く見られますが、脱腸のひとつである「大腿ヘルニア」は出産を経験している女性に多く見られます。

また、赤ちゃんにも大人にも見られます。
つまり、誰にいつ起こっても不思議ではない病気だということです。

脱腸の症状

脱腸になると、太もものつけ根にぷっくりとしたやわらかい腫れが出ます。
痛みもありませんし、押せば無くなります。
また時間が経てば腫れが消えてしまうこともあります。

1歳に満たない乳児であれば自然治癒することもあります。
しかし大人の場合は違います。
症状が進んで体内で腸が破裂してしまった為に腫れが引くこともあるんですね。

また、嵌頓(かんとん)という症状が出て、腸が元に戻らなくなる症状が数時間続けば腸が壊死してしまうこともありますし、腹膜炎を起こして命が危険に晒されることもあります。(脱腸の症状)

脱腸の治療法

脱腸は用手還納法(ようしゅかんのうほう)を用いても腸が戻らない場合には、手術でしか治りません。

市販のヘルニアバンドは、前述の嵌頓(かんとん)を引き起こしてしまうこともありますから危険です。
症状を感じたらすぐに外科を受診するようにしてください。(脱腸手術と治療費・費用)



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