脱腸

脱腸はなぜ起こる?


脱腸はヘルニアの一種で、性別や年齢で発症しやすい部位が変わる病気です。

正しくは「鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)」と言い、腸が筋膜のすき間からはみ出して起こる病気です。

ヘルニアとは「はみ出す」という意味を持つ言葉ですので、例えば椎間板ヘルニアでしたら、腰椎が飛び出してしまうことによって起こる病気です。

さて、腸の一部がはみ出してしまうとても恐ろしい病気「脱腸」はなにが原因で起こるのでしょうか?





脱腸の原因

脱腸は発症した部位によって以下の3つの種類に分類され、それぞれ次のような原因があります。

◆内鼠径ヘルニア
加齢による筋力の低下が主な原因です。

◆太腿ヘルニア
妊娠や出産が原因で、大腿輪が拡大することによって起こります。

◆外鼠径ヘルニア
腹膜鞘状突起が原因です。
俗に言う「脱腸」はほとんどがこのケースで起こります。

脱腸は誰にでも起こる可能性があります

脱腸は子供だけでなく、成人男性・成人女性にも起こります。

年間で14万人も発症しているというのですから、人ごとではありませんね。
運動不足も大きく影響する病気ですから、普段から適度な運動を習慣づけておいた方がいいでしょう。

もし、太もものつけ根あたりが出ている方は病院で検査をしてください。
症状が進行すると命に関わる重大な病気です。

肥満、便秘気味の方、また立ち仕事をしている方によく見られる症状のようです。


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